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１０日目　　フルダ、大聖堂、フランクフルト

　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　百合を持つフローラの像（フルダ）　　　　　　　　　　　レーマー広場にある旧市庁舎（フランクフルト）

８世紀に聖ボニファティウスが修道院を建て、ドイツのキリスト教化に大きな第一歩をしるしたところである。
後に市内の多くの建物がバロック様式で改築や新築されたので、バロック都市とも呼ばれている。

さて、ドイツ１１日間の旅もいよいよ終わりに近づいてきた。
ここフルダに関してはあまり情報が無くバロック様式の建築物がたくさんある宗教都市というイメージしか持っていなかった。
しかし、実際にこの町に泊まり市街地を見て歩くと、落ち着いた雰囲気の中に歴史を感じさせる建物がとけこんでいてとても魅力を感じた。
若き日のゲーテはフルダのカトリックの雰囲気が好きではなかったらしいが、歳を重ねるうちにこの町が好きになり、ゴルデナー・カープフェンを定宿としてこの土地の美味しい魚料理やビールなどを楽しむようになった。

アットホームな雰囲気の金鯉亭　　　心のこもった朝食ﾒﾆｭｰ、パンやケーキはホームメード　　銀杏のエキスの入ったシロップ（美味しかった）　　　　　　　　　　　　　　　　

ホテルの横にある聖霊教会
現在は老人ホームとして使用されている

散歩中に面白い銅像を発見

ゴールデナー・カープフェン（金鯉亭）
文豪ゲーテが定宿にしていたので有名なロマンチックホテル

市内観光

司教区教会
１７７０～１７８６年建設
後期バロック様式

デパート

旧市庁舎
歴史的に貴重な木骨建築のひとつ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　お店の看板いろいろ


これはイカではありません三位一体を表わしているのだそうです	パン屋さん

　　朝早くから開いていたパン屋さん　　　　　　　自動販売機　　　　　　　　　　　　　バスのターミナル　　　　　　　　　　とってもリアルな赤ちゃん人形　トルコ料理のファーストフード？

カール・フェルディナント・ブラウンの生家
ブラウン管の発明者

魔女の塔
中世の女性監獄

市の城（領主の宮殿）
１８世紀、領主であった修道院長が中心となってバロック様式の建物を建設した
城の一部が歴史的な博物館として公開されている

大広間

１７世紀フラマン地方で作られた見事なゴブラン織り

１階にはブラウン管が展示されていた

シュロス庭園
正面はオランジェリー（オレンジ等の果物を育成する為の建物）

フルダの町の模型

オランジェリー

屋根の上には当時貴重品とされ珍重されたパイナップルが
飾られている

　　　　パウロの門

ミヒャエル教会

骸骨のレリーフ

もともとは修道院の教会として建てられたが、聖ボニファティウス（６７２～７５４年）の遺骨が安置される頃(８１９年)にはアルプス以北最大の教会に成長した

　大聖堂　　

パイプオルガン

ドーム博物館

ルーカス・クラーナハ作

ずらりと並ぶ豪華な法衣

物忘れの聖人？

WISENMUEHLEにて昼食

　　　ビヤレストラン　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　地ビール　サラダ　　　　　　　　　　　　　ビーフ・グーヤーシュ　　　　　　　　　　　　　　　ヨーグルト　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　戸外で食べる食事の味は格別！　　　　　　　　　　この目印の先には・・・・大きな風車が回っていました

ドイツの空の玄関口。世界中のビジネスマンが集まる国際商業と金融の町として知られる。
高層ﾋﾞﾙが建ち並ぶ地域と、中世の面影が残る旧市街地の歴史的建造物との対比が面白い。

　　　　　　レーマー広場

地下鉄

文豪ゲーテが産声をあげ、大学に入るまでの１６年間を過ごした家。記念館として公開されている。
当時のままに復元され直筆原稿や肖像画、家具や調度品の数々を見ることが出来る。
ゲーテの部屋は４階にある。

フランクフルト・マイン国際空港

ターミナル１

　市内からバスで３０分ほどでフランクフルト国際空港に到着。
　セキュリティーチェックはとても厳しく念入りに行われた。
　液体の免税品はビニールパックされて持ち込み可。
　２１時１５分　離陸。

　日本では７４年ぶりに４０,９度という暑さ、史上最高気温を更新したとの事。
　東京も猛暑が続いているようだ。
　株もﾕｰﾛも旅行中大幅に下落。１６８円で両替したﾕｰﾛはこの日１５０円！

　約１０時間で無事に成田に到着、帰りのほうがずっと早かった。
　　（１４時７分）