ヒロトシの旅行記
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  8日目  ワイマール、ゲーテハウス、リストハウス、国民劇場

ワイマール共和国は1919年に国民劇場で行われた国民議会で誕生した。世界一民主的といわれたワイマール憲法がこの時採択された。
「ワイマール古典主義文化」と国立バウハウス時代の三つの建築物が世界文化遺産に登録された。
文化遺産に満ちたこの町にかかわった人はマルチン・ルター、クラナハ、バッハ、ゲーテ、シラー、リスト等数え切れない。
ゲーテ(1749〜1832年)は大公カール・アウグストに招かれ26才の時にワイマールに来て宰相となった。
ゲーテに招かれたシラーはこの地で「ドイツ古典主義」と呼ばれる文学様式を確立した。

                               


ゲーテとシラーの人形
   
ゲーテ公園

約60ヘクタールの庭園でその設計造園にはゲーテも大きく寄与した。長さ2km幅は大きなところで500mに達する。
庭園内にはゲーテのガルテンハウス、ローマの家、シェークスピア記念碑等もある。
ホテルを出て公園を散策しながら市内へ向う、緑がいっぱいで清々しい。

フランツ・リスト像

シェークスピア像

ゲーテのガルテンハウス、
1776年にカール・アウグスト候から寄贈された。
ゲーテは公務に疲れるとここに来て、ゆったりとした時を過ごし、創作の構想を練った。


ローマ館

公園というより森のようでした

フランツ・リストの家
かつての宮廷造園館でリストが夏の間(1869〜1886年)に住んだ家

    
ワイマールの中心地へ向います

史跡墓地(大公家の墓所)
ゲーテとシラーの墓もこの中にある。
後方のロシア正教チャペルは大公爵夫人マリア・パブロヴァの希望によって建てられた。

ゲーテの子孫の墓(?)


バウハウス

ストリートミュージシャン

シラーの家
シラーが1802年に購入し、1805年になくなるまで住んだ

ここで「ウィリアム・テル」を執筆した。

国民劇場前にあるゲーテー(左)とシラーの像
文化都市ワイマールのシンボル。1857年に彫刻家エルンスト・リーチェルが製作した

マルチン・ルターが住んでいた家

マルクト広場
周囲には市庁舎、クラーナハの家、市公会堂、ホテル「エレファント」といった建物がある。

GINKGO(銀杏) MUSEUM
イチョウの葉のお茶はボケを防止するとか!

           エレファントホテル
トーマス・マンの「ワイマールのシャルロッテ」の舞台となった場所。ヒトラーがバルコニーで演説をしたことでも有名。

市庁舎(新ゴシック様式)


赤っぽい建物がクラーナハが住んでいた家

Lucus Cranach(1472〜1553)
ドイツ ルネッサンス期の画家
ザクセン選帝侯の宮廷画家となり、大工房を構えた。
宗教画や不思議な官能美を湛える作品で知られる。
同時代の宗教改革者マルティン・ルターの友人で、
彼の肖像画を多く残している。
       
 ソーセージの屋台               かご屋さん                     カキ氷みたいなフラペチーノ          チーズと野菜のパニーニ
ゲーテハウス1709年建造のバロック様式の家。カール・アウグスト公から賜りゲーテが1782から1832年3月22日に亡くなるまで住んだ。
          ゲーテ自身が間取り、部屋の色彩やインテリアを考えた。ゲーテの書斎には6000冊の書籍を納めた書庫がある。ここで「詩と真実」、「色彩論」
          「ファウスト」などの作品が生まれた。書斎に隣接する寝室はとても質素だったのが印象的。

正面
内部撮影禁止

ゲーテハウスの中庭

城美術館
デューラー、クラナッハ等の作品がある

ワイマール最古のカフェレストラン
レジデンツカフェ・ヴァイマール

          
   暑くて疲れたのでレジデンツで一休み    落ち着いた雰囲気              アイスコーヒー(カロリー高そう、でも美味しかった)

聖ペテロ・パウロ教会(市の教会)通称ヘルダー教会

ヘルダー像(牧師、文芸批評家、思想家)
アンナマリア公爵の招きに応じ1776年ワイマールに来る


1810年創業のワイマール最古のワインケラーレストラン
郷土料理、インターナショナル料理
夕食はここZUM SCHWARZEN BAERENにて
(黒熊亭)
  
店のシンボルの黒熊                        鹿肉のロースト(H)       チューリンガー・ソーセージ(M)  パンケーキ         夜の8時半でも明るい