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額縁の製作

額縁作り その 額縁作り その   F50号/S30号額縁作り
100号額縁作り  内枠作り  

かつて横須賀に東洋美術という画材屋さんがあって、ご主人が額縁作りの名人だった。何年か前に店は無くなってしまったが、妻の水彩画の大半は東洋美術の作品だ。作品というのにふさわしく、絵に合わせて縁の色合い、デザイン、マットの色と工夫して、一つ一つ作られた額なのだ。洒落たデザインの材料が山のように立てかけてあって、工房の真ん中に45°に切る機械が設置されていた。額の組み立て作業もよく見せてもらった。その影響で、私は展覧会に行くと絵より?額縁をよく見る。自分でも額縁を作る機会をねらっていた。最近「変なサイズのスケッチ」を展覧会に出すという。チャンス到来!額縁作りが始まった。額縁も作品を引き立てる重要な役割がある。さあうまくいくか、アマチュア額縁製作家としてのデビューだ。さらに、そのスケッチを大きな絵にするのでパネルを作ることになった。
                   
パネルの製作ページへ
「このスケッチを額に入れたいんだけど…」と妻がブツブツ。正月に小谷で描いた雪景色のスケッチで画用紙を
  横につなげた72×32.5という変なサイズなのだ。

デザインボードの切れっ端の角をカンナがけ

45°に切断

つなぐ

マット完成、大きいマットで、内側を斜めに角度をつけて切るのは至難の業。それをカンナで削った!

マットのサイズに合わせて179円の材木を45°に切って繋ぐボンドで接着後、L字金具で固定

300円の特殊材を接着

マスキングテープを貼る

塗装後、マスキングテープを剥がす

まだ完成してないのにマットを入れてみる

シルバーメタリックを塗装した後、マスキングテープを剥がす。一部の隙間を流れ込んだ部分があった。残念!タッチペイントで修正が必要

完成間近、チェロケースにかけたスプレーの残りを使ったが、少し色が派手だ

全体にシルバーメタリックを軽くかけた少し渋くなり、落ち着いた感じになった
               

 
初作品完成       アクリルが入りました
材木 179円×2
飾り木310円×2
L金具 27円×4
ネジ 105円
スプレー599円
ベニア369円×1/2
アクリル2560円

合計 4535円  

額縁作り その3
魚沼の幸栄館で描かれた「八海山」のスケッチが美しくて気に入っていた。55.8cm×17.8cmという横長の変なサイズだ。「変なサイズ!?」はチャンス到来!とばかりに、額縁製作作業に入った。半円型の木材を使ったのが大成功で、すっきりとした額に仕上がった。塗装も上手くなり、これまでで一番良いできだ。試しに絵を入れてみるとグッとスケッチを引き立てている。「腕を上げたじゃない!」という妻の評価だ。

デザインボードの端切れを35mm巾に

45°に切る

豆カンナで内側を削る

4枚繋いでマットの完成

3cm巾の木材を45°に切る

4枚をL字金具で繋ぐ

半円型の木材を取り付け

ボンドで接着

裏止め金具取り付け

吊り金具取り付け

塗装

完成、アクリルを入れる予定
色も絵に合いました
枠材       199円
半円材     340円
L字金具     78円
木ねじ     147円
裏止め金具   84円
吊り金具     95円
塗装        0円
アクリル板  1260円

合計     2203円  
 ハガキサイズパネル

       

   額縁