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内枠の製作
NO.1
60号の手持ちの額縁(仮縁)にアクリルを入れたいというので、画材屋さんに付き合った。構造的に「アクリルと絵の間に約10mm厚の内枠を入れる必要がある」という。それが5000円で注文だという。アクリル板自体が高価な物だが。ただ隙間を作るためだけの内枠が5000円とは何たる高額!しかもほとんど見えもしない物だ。「よし俺が作ろう!」というと、画材屋の店員さんは鼻で笑うように「なかなか作るとなると難しいですよ!」ときた。「よーし!そう言われたら本気で作ろうじゃないの」というわけで、製作開始。 |
新横浜の日曜大工センターへ、材料の調達に出かけた。私はここが気に入っている。家の近くの大型店に似たような店がある、床面積は遙かに広いがちょっと凝った事をしようとすると、以外と材料が無いのだ。ところが新横浜の日曜大工センターは、丁寧に捜すと、大体揃う事が多い。「こんなイメージでこんな物を作りたい」という思いが叶う店なのだ。近くに大型店ができて、心配もしたが逆にそっちが無くなった。私のように本当に好きな人は、ここへ来るのだろう。いろんな品揃えに、親身な企業努力を感じている。そして、今回もイメージにピッタリの材料が見つかった。 |
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巾11mm×厚み8mm ×長さ1800mm プラスチック製4本・ L字金具4本 材料費 合計1050円 |
45°に切断 何の材料かは判らないが レールの売り場だった |
これをL字金具で繋ぐ |
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L字金具を挟み込む | 額縁に収納、ピッタリ! | 完成!画材屋に見せたい |
P50という少し横長の変わったサイズでみずゑ展に出すという。ところが変わった紙に描いていて、仕上がった絵を入れると、上が6mm程足りないで台紙の余白が見える。アクリルと絵の間に隙間を作る為もあって、内枠を入れることにした。前回のできばえが良かった為、また依頼が来たわけだ。 |
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15mm巾の木材を購入、45°に切る | ピッタリ合うように調整 | シルバーメタリックに塗装 |
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完成! なかなかのできばえだ |
恵昇会展搬入の3日前、絵の仕上げに入った妻が、「F30の額に内枠を入れたいんだけど作ってくれない!」という。即、新横浜のホームセンターへ買い出しに走る。そして4時間後には完成だ。F30とは 91cm×72.7cmで、1作目、2作目よりはやや小ぶりだ。 |
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10mm×182cm 2本 | L字金具 1mm 削る | 万力で挟んでヤスリがけ |
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45°に切ってL字金具で繋ぐ 額にピッタリ入る |
表側に5mmほど顔を出す。予想外だが、自作内枠をアピールできる | 試しに絵を入れると、内枠が結構良い効果を出している。完成 |
材料 枠 260円×2 L字金具 64円 合計 584円 |