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パネルの製作

日本画では、建具のようにしっかり裏打ちされた桟が入ったパネルが使われる。P、F、Mとかいう種類がありサイズも各種決まっていて、額縁もそれが入るようにサイズが決まっている。その規格からはずれた時が私の出番だ。今回は130×60 特殊サイズだ。額縁も作ることになるのだろう
369円の格安ベニアを買ってあった。それに179円の材木(185cm)2本、測ったような寸法で余り木もほんのわずか。 ボンドで接着、クランプで締める。ベニア側には傷つけないようにクッションを入れている 完成したパネルに和紙を水貼りしたこんなパネルで1万円くらいかかるらしいが、材料費は500円だ。「立派なものよ!」と妻の評価だ

パネルサイズ表(木枠標準寸法) 単位mm
号数 F P M S 号数 F P M S
ハガキ 148×100
0号 180×140 ×120 ×100 25号 803×652 ×606 ×530 ×803
1号 220×160 ×140 ×120 30号 910×727 ×652 ×606 ×910
SM 227×158 40号 1,000×803 ×727 ×652 ×1,000
2号 240×190 ×160 ×140 50号 1,167×910 ×803 ×727 ×1,167
3号 273×220 ×190 ×160 60号 1,303×970 ×894 ×803 ×1,303
4号 333×242 ×220 ×190 80号 1,455×1,120 ×970 ×894 ×1,455
5号 350×270 ×240 ×220 100号 1,620×1,303 ×1,120 ×970 ×1,620
6号 410×318 ×273 ×242 120号 1,940×1,303 ×1,120 ×970 ×1,940
8号 455×380 ×333 ×273 150号 2,273×1,818 ×1,620 ×1,455 ×2,273
10号 530×455 ×410 ×333 ×530 200号 2,590×1,940 ×1,818 ×1,620 ×2,590
12号 606×500 ×455 ×410 ×606 300号 2,910×2,182 ×1,970 ×1,818 ×1,910
15号 652×530 ×500 ×455 ×652 500号 3,333×2,485 ×2,182 ×1,970 ×3,333
20号 727×606 ×530 ×500 ×727 ピンクは製作済みのサイズ

50号F パネル製作
正月明け、「50号のパネルを作って欲しい」と妻からの依頼で製作した。116.7cm×91cmという意味不明なサイズだ。またどこかの展覧会に飾られるかと思うと、やる気も出る。そして額縁も作ることになるかな?
材木  179円×4
ベニア 369円
合計 1085円

こんな物でも買うと6,000円近くするらしい。私のは丈夫で安い


60号F パネル製作
3月に入って、「60号のパネルを作って欲しい」と妻からの依頼で製作した。130.3cm×97cmというサイズだ。今回はホゾを彫って本格的な仕上がりだ。
今回は、本格的にホゾを彫って組み立てる 寸法を正確に測り、ホゾ組みも完璧だ 材木  230円×6
ベニア 369円+残り物
合計 1749円

こんな物でも買うと8,000円らしい。私のは丈夫で安い

100号パネル製作
妻の依頼で日本画のF100号というデカイサイズのパネルを製作した。162cm×130.3cmという意味不明の寸法だが、狭い我が家では室内での作業は不可能だ。車を道路に出して、駐車場での作業となった。これを画材屋で買うと16000円だという。私が作ると材料費は2348円だ。
230円の木材を正確に切る 162cm×130.3cmベニア
1枚と半分を合わせる
木材を接着、バイオリン用の
クランプが役に立つ
材料費

ベニア    369円×2
木材     230円×7
        

合計    2348円
桟の接着に鉄アレイやチェーン
も参加
良いできばえ、りっぱなものだ
また100号F の製作 2011年9月14日・15日
木工ボンド接着中、車止めのコンクリートブロックが重しに。鉄アレイも活躍中 ヴァイオリンのクランプが大活躍
162cm×130.3cm
完成!木材  179円×7
     ベニヤ 798円
     合計2,051円

(市販品 18,711円)
30号パネル製作
妻からパネル製作の依頼が来た。67回ハマ展で受賞したら「受賞者展」というのがあり、さらに「ギャラリーミロ賞」のギャラリーミロで飾ってくれるのだという。次の製作に意欲満々なのだ。それで階段脇に積んである油絵のパネル30号Fを2つ活用して作ることにした。
30号F 油絵のパネルを活用
キャンバスを剥がす
30号F そのまま活用
910mm×727mm
30号Pは巾を105mm縮める
複雑なホゾを作りなおす
ホゾ完成 30号P 枠完成
910mm×652mm
ベニヤ板を木工ボンドで貼って、クランプで締める。コンクリの車止めも参加
接着中のは30号F
手前が30号P 完成

ベニヤ 1枚 798円
木工ボンド  298円

合計     1096円
でパネル2枚完成!
4号Fパネルの製作
妻の製作意欲が高まり、パネルを作ってくれと言う
     2012.2.8

4号F 333mm×242mm

木材もベニヤ板も手持ちの切れっ端でまかなえた 費用0円
2号F・3号Fパネルの製作
2号F 240mm×190mm

すべて切れっ端


   2012.2.12
3号F 273mm×220mm

これもすべて切れっ端


   2012.2.12
 0号Fパネルの製作

0号F 180mm×140mm

       2012.2.13
20号Mパネルの製作
20Pに描いていた妻が「構図から20Mの方がバランスが良い」というので、20Mのパネルを作った。
    2012.2.9

727mm×500mm


木材もベニヤ板も手持ちの材料でまかなえた 費用0円
100号の紙貼り
パネルのベニアを水拭き、トノコを落とす 耐水剤を塗る、後でベニアからシミが出て絵に汚れが出る事を防ぐ 紙の縁を折りサイズを決める
スポンジで紙を湿らせる、塗り残し無くまんべんなく水を塗る。強くこすると紙が毛羽立つので注意 パネルの縁に糊を塗る。水で薄める素早く塗るが、乾いていくので2度塗りする しわを伸ばしながら縁を決めていく最も難しいが重要な作業
角の処理、端の三角の内側に糊を塗り角に曲げる 4隅を時計回りに折り曲げるとか
内側に向かい合わせる等、流儀があるらしい
完成、乾くと実にきれいに仕上がる。この表面に瑚粉を塗る。百たたきの作業が面白い
瑚粉百たたき
と下地塗りへ
 
完成!イーゼルに立てる

額縁作り その2

130cm×60cmのパネルを作った手前、それを入れる額縁を作らないわけにはいかない。”先日作った額縁を大きくする”という考え方で、材料を揃え、製作に入った。

9cm×185cm×1.9cmの木材を45°に切る

ボンドを塗り、L字金具で繋ぐ

4.5cm×185cm×1.9cmの木材を使い、裏側に貼る

裏側、パネルが収まる部分

表側のかんながけ

枠完成
飾り材を45°に切る
表側に飾り材を取り付ける

全体像

パステルグリーンをスプレー

マスキングして内側の飾り木をシルバーメタリックに

切り抜きで雪の結晶模様を白でスプレー

マスキングして外側をシルバーメタリックに

こんな感じ少し派手

全体に軽くシルバーメタリックをかけるかけすぎたが完成
費用
木材90mm巾  179×3 円
木材45mm巾  179×3 円
飾り材       331×3 円
L字金具      210    円
木ねじ       210     円
塗装スプレー    599    円

   計     3089    円