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雨飾荘解体工事
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       解体工事始まる 09.9.8     解体工事進捗09.9.15 
 
           消えた管理棟09.9.19     107号室風前の灯 09.9.19

  
きれいさっぱり09.10.7  残された管理棟地下室09.10.7   消えた管理棟09.10.7

  
露天風呂跡      宿泊棟跡      公園から雨飾荘跡地を見上げる
 
温泉のバルブ   公園からのかつての風景

「雨飾荘の解体工事が始まった」と連絡が入った。2009年9月8日、重機が管理棟のベランダを壊している写真が貼付されていた。「とうとうこの日が来たか」と諦めにも似た悲しい気持ちになった。その後も「渡り廊下の解体」9/15、「管理棟が消滅」、「107号室の解体」9/19と立て続けに写真が送られてきた。とうとう、いてもたってもいられずに、10月初旬に「雨飾荘」に会いに出かけた。重機が最後の地ならしをしていたが、そこにはすでに雨飾荘の姿は影も形も無かった。10月7日、重機も引き上げた跡地に入り、雨飾荘の記憶を辿りながら歩いた。「ここは玄関」「ここは食堂」「この辺がいつも食事をしたテーブルの場所」「ここがお風呂」「この辺が露天風呂」「107号室はこのあたり」「チャッピーの場所はここ」といちいち確認をして廻った。そして気がついた。新雨飾荘にはチャーッピーの想い出が重ならない。やはり私たちはチャッピーと一緒に来た15年間の雨飾荘の記憶がとても大切なものなのだった。「雨飾荘ありがとう」まるで雨飾荘の告別式のような気持ちで別れを告げた。何か雨飾荘の記念品はないかとふと見ると、温泉の赤いバルブが落ちていた。記念に持ち帰ることにした。 
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